

形質とは毛の色とか長さとか、足が短いとか、尻尾が短いなどの姿かたちのことで、疾患とはもちろん病気のことです。
そのなかで、たったひとつの遺伝子の異常のせいで現れてしまう疾患を、単一遺伝子疾患と言います。
現在確認されている単一遺伝子疾患は約50種類くらいだそうです。
そして、そのなかで現在、検査ができる疾患は約10種類くらいです。
検査ができると言っても、猫種によって好発猫種でなければ検査ができない疾患もあります。
なので、ベンガルやラパーマだと、上の写真に掲載されている6種類の疾患しか、検査ができません。
上の写真には以下の疾患の検査結果が載っています。
進行性網膜委縮症
肥大型心筋症
低カリウム血症性多発性筋疾患
多発性嚢胞腎
ピルビン酸キナーゼ欠乏症
脊髄性筋萎縮症
50種類の単一遺伝子疾患のうち、たった6種類の疾患しか検査できません。
多因子疾患については検査ができません。
それでも!
この、検査ができる疾患は検査をしてネガティブ・クリアの親猫だったら、これらの疾患についてだけでも安心できると思います。
検査しないよりは、ずっとマシだと私は思ってるので、私の猫舎ではすべての親猫に受けることができる検査を受けさせています。
※写真には猫舎情報が掲載されている部分があるので、サイト規約に抵触する恐れがある部分を一部加工しています。
※私は獣医さんではありません。なので「だそうです。」と、伝聞の形で文章を記載しました。