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今回の質問の件ですが、目の色についてです。
シンガプーラの目色は3種類有りますがこれは長い年月での交配、主に遺伝的要素と国、地域日照時間による物だそうです。(アメリカのシンガプーラブリーダーより)
国によって出る目色は大きく変わり、
グリーン色
ヘーゼル色
カッパー色
私がフランスから初めて輸入したのは
23年以上前になりますが、そのとき来たシンガプーラの目色はヘーゼル色よりちょっと濃いめのグリーンでした。
俗に言う黄緑色です。
ヨーロッパ全体では目色がグリーン色が多いですが、チェコ、ベネチア、ロシア、ウクライナ、トルコ、本国のシンガプーラは何故かお顔の短いヘーゼル色が多いようです。
友人のブリーダーの猫もそうです。
アメリカ、シアトルのブリーダーから輸入したときは綺麗なエメラルドグリーン色の目色の猫が2頭送られてきました。知人で台湾人(アメリカ国籍)の動物病院の先生にその猫を見せ、話を聞いたことが有りますが、
国による目色の違いはメラニン色素が関係しているそうで、暑い国、日照時間の長い国はカッパー色やヘーゼル色が多く、また個体は小さいそうです。(1,6キロ~2,0キロ)
ヨーロッパ、アメリカは人間でも見たとおりグリーン色や水色系の目色が多いことがわかると思います。これらは全てメラニンと遺伝の関係だと教えていただきました。本来最初にシンガポールで発見されたシンガプーラは目色はヘーゼル色だったそうです。昔TICAのトップの方でシンガプーラを最初に輸入した方から直接聞いたことが有ります。
またこの50年ほどでシンガプーラの目色が3種類に定着したのは世界中にシンガプーラが渡って行き繁殖者が増えた事も多々有るからだそうです。
※上の写真2枚は現在のシンガプーラ
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