
基本的には、母猫に任せておいても問題ありません。生まれた子猫は、母猫が羊膜を破り、顔や体を舐めて世話をします。へその緒は、母猫が噛み切って処理することが一般的です。しかし、初めて母親として子育てをする場合や、子猫が複数生まれた場合には手間がかかり、肺に吸い込んだ羊水による死亡率が高まります。そのため、人工助産は非常に重要で必要な措置です。猫の平均的な妊娠期間は約65日であり、出産が近づいたら24時間体制で観察する必要があります。
キャッテリーの庄雨儂ブリーダーは、繁殖知識を得るために何度も海外を旅してきました。様々な繁殖技術を研究し、長年の経験を蓄積しました、交配させる繁殖まで非常に専門的なスキルを持っています。母猫による出産ではなく、最も信頼できる人による人工助産を行っています。人工助産においては、子猫をやさしく両手で包み、鼻や口から羊水が出るように軽く振ります。
その後、タオルなどで身体をこすってあげます。子猫の体から3〜5cmほどの位置で、へその緒を木綿糸で強く縛って止血し、母体側のへその緒を消毒したハサミで切ります。全ての処置が完了すると、真菌感染や皮膚炎を予防するために38.5度くらいのお湯で全身ふやかしして、子猫の体がしっかりと乾きます。



ブリーダーは母猫の代わりに、子猫のお尻をタオルやティッシュなどを使って刺激します。母猫が舐めて刺激をしているようなイメージで、陰部を軽く上下に擦るだけで排泄してくれます。
私たちは子猫の命を守り、健康的な成長を確保するために尽力しています。子猫の誕生から成長過程は、パートナー動物病院の獣医さんと私たちブリーダーが特別に管理しており、成長期の社会化訓練期間中には、健康でたくましい体と非常に優しい性格を持つ子猫たちを育てています。
これらの子猫たちはお客様の家族の一員として迎え入れられることを目指しています。

