藤本 佳代子 ブリーダー
大阪のサイベリアンキャッテリーです。関西を中心にCFAやTICAキャットショーに出陳しながらスタンダードに沿った繁殖プログラムに取り組んでいます。
サイベリアンの個性豊かで多彩な毛色のバリエーションは魅力のひとつであり、なかでも私たちはブルー系のポインテッド、シルバー系のトラディショナルに力を入れています。これらはサイベリアンの王道カラーではありませんが、洗練された魅力が感じられ個人的に気に入っています。
本業もあり産まれる子猫の数は多くありませんが、量より質にこだわって愛情を込めて育てます。一般的にサイベリアンの成長は遅く、月齢を重ねるごとに真価を発揮します。引き渡し後の飼育相談など必要であれば遠慮なくご連絡下さい。新しいお家での様子や成長報告も楽しみにしています。
ブリーディングは健康的かつサイベリアンの特徴を捉えた見た目(タイプ)や人に愛される気質を受け継ぐ血統ラインを作っていくことです。すべてにおいて完璧を追及するには気の遠くなるような時間とお金と労力がかかりますが、その種の愛好家として、地道に努力を重ねつつ、心身ともに健全な子猫育成をモットーに頑張っています。
親猫はどの子も思い入れがあり個性的で可愛いですが、それぞれの長所を活かせるペアリングを考慮し、計画的に交配を進めます。親猫の身体状態は子猫に影響するため健康管理に留意しております。定期的な混合ワクチンの接種や健康診断はもちろんのこと、親猫に対してはサイベリアンに関連性の高い遺伝病を含む45+の遺伝性疾患のリスクをスクリーニング(検査依頼:Wisdom Panel) した結果、遺伝的に問題ないことを確認しています。
また、猫の複数いるブリーダーの猫舎では感染症のリスクは必然的に高まります。猫にとっても人にとっても快適な空間でいられるように部屋の清掃は毎日欠かさず、頭数制限や出産前後の母子猫と他の猫との一定隔離などは都度行い、日常生活を工夫しながら猫たちの健康維持を心がけています。
猫の社会化には幼少期の母猫や同腹の兄弟姉妹との関係、そして、なにより人との交わりが不可欠です。子猫たちはお引き渡しの間までにトイレ、爪切り、ブラッシング、シャンプーなどこれから人と暮らしていくうえで必要な最低限のトレーニングをひと通り行います。親猫からの遺伝や個体差もありますが、それぞれの成長段階に合わせて様々な経験することで新しい生活環境に順応しやすくなります。
一般家庭で猫舎兼自宅です。大阪の中心地より電車・地下鉄で30分圏内、併設の駐車場はありません。車でお越しの場合、近隣のコインパーキングをご利用ください。自宅一階は現役の男の子のために部屋を仕切り、女の子は基本的にフリーで生活しています。子猫がいるときは寝室の一部を育児室として使用します。わが家で生まれた子猫たちが日々成長していく姿を見守り関わることは私たちにとって何よりの喜びです。サイベリアンの特性を理解し、終生可愛がってもらえる飼い主さんとのご縁をお待ちしております。
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