子猫をお迎えしたお客様インタビュー
ロシアンブルーを迎えたのは、愛猫「空豆」の死がきっかけ。
現在は7匹の猫に囲まれ、ドタバタながらも、楽しい毎日を過ごしています。
- お迎えした猫:○永愛(トワ)くん(1歳10ヶ月・男の子)2017年10月にお迎え
- ○愛空(ノア)くん(1歳8ヶ月・男の子)2017年11月にお迎え
- ○夢空(クレア)ちゃん(11ヶ月・女の子)2018年9月にお迎え
家族構成:夫、妻、子ども3人(社会人)
住環境:一戸建て
※2019年6月取材時点
2017~2018年に『みんなの子猫ブリーダー』で、3匹のロシアンブルーを迎えたKさん。
お迎え後、Kさんとそのご家族の生活はどのように変化したのでしょうか。
今回はロシアンブルーをお迎えしようと思ったきっかけや、お迎え後の生活についてお話を伺いました。
昔から大の猫好き。愛猫「空豆」の死がきっかけで、『みんなの子猫ブリーダー』で子猫を迎えました。
――過去にペットの飼育経験はありましたか?
昔から動物が好きで、子どもの頃には、猫、インコ、ジュウシマツ、ハムスター、ウサギ、ヤギなど、たくさんのペットと暮らしてきました。
主人が転勤族だったこともあり、結婚後はペットを飼うことが難しかったのですが、仙台に居を構えたことをきっかけに、主人を説得し、9年前に知り合いから、猫の「虎太郎(こたろう)」を迎えました。
現在は虎太郎以外に、知人や職場の同僚などを通じて譲り受けた「姫路(ひめじ)」、「夢路(ゆめじ)」、そして『みんなの子猫ブリーダー』で迎えた「永愛(トワ)」「愛空(ノア)」「夢空(クレア)」、昨年末に自宅前で保護した「真白(ましろ)」の7匹の猫と暮らしています。
――7匹も飼っていらっしゃるのですね! 新たに子猫を迎えようと思ったきっかけはなんですか?
夢路を迎えたときに、姉妹猫の「空豆(そらまめ)」も迎えたのですが、2年前に突然亡くなってしまって……。実は母子感染の白血病だったんです。
幸いにも姉妹猫の夢路は感染していなかったのですが、「早く気付いていれば、もっと長生きさせてあげられたかもしれない」という思いが募っていきました。
それでも「今いる子たちを幸せにしてあげよう」と考えていたのですが、やっぱり自分の心の中の空白を埋められなくて……。次第に「次の子を迎えよう」という気持ちになっていきました。
――そうだったんですね……。そこから『みんなの子猫ブリーダー』を利用したのですか?
最初は動物管理センターからのお迎えを検討していたんです。実際に足を運んでみたものの、野良猫だったりある程度成長した猫だったりすると、やはり先住猫との相性が気になって……。
そこから色々なお迎え方法を検討していたところ、ふと「ブリーダーから直接迎えるのもいいかも」と思い付いて。
インターネットで調べてみると『みんなの子猫ブリーダー』が出てきて、そこから子猫を探しはじめるようになりました。
女の子を迎えるつもりが、男の子の「永愛」に一目惚れしてしまいました(笑)
――ロシアンブルーを選んだ理由はありますか?
亡くなった空豆の毛色がグレーだったこともあり、お迎えするなら空豆に似ている「ロシアンブルー」がいいなと思っていました。
そこで同県の「宮城県」でロシアンブルーを取り扱っているブリーダーさんを検索したところ、「高梨陽子ブリーダー」がいらっしゃって。
そのときは、子猫が掲載されていなかったので、「出産予定/未掲載子猫のお問い合わせ」でブリーダーさんに連絡をとってみたんです。
わたしが希望する女の子のロシアンブルーはいなかったのですが、話の流れで「ぜひ一度見に来てください」とのご連絡を受け、見学に伺うことに。すると、そのとき見せていただいた男の子の「永愛」に一目惚れしてしまって……。
――何か感じるものがあったのですね(笑)
すごくきれいで、すごくおとなしくて……見学のつもりが、そこでお迎えを決めてしまいました(笑)
ただ、まだお迎えができない月齢だったので、生後2ヶ月になったらまた迎えにくることをお約束してその日は帰宅しました。
それからお迎えの日まで、高梨ブリーダーさんにはすごく大事に育てていただいて。飼育環境もすばらしく、お手入れもしっかり行き届いていて、猫ちゃんに対してたっぷり愛情をかけているブリーダーさんという印象を受けました。
ちなみに、最初のお問い合わせのときにもうすぐ生まれる子猫がいるとのことで、「もし女の子が生まれたら連絡しますね」というお話をいただいていたんです。
――そうだったんですね。女の子は生まれたのでしょうか?
女の子と男の子が生まれたのですが、女の子は生まれたときから体が弱かったらしく、残念ながら亡くなってしまって……。
「次は女の子を」という気持ちはあったものの、その子が生まれたのが「9/22」で、わたしと同じ誕生日だったんです。それと、空豆が亡くなってからちょうど100日目ということもあって……。そういった偶然に何かの縁を感じ、そのまま男の子のお迎えを決めました。そのときの子猫が「愛空」です。
永愛との年齢もほとんど変わらなかったので、男の子同士でわしゃわしゃ騒がしく遊んでいる感じでしたね(笑)
――3匹目の子猫は、どういった経緯でお迎えしたのでしょうか?
その後も高梨ブリーダーさんから「こんな子が生まれましたよ」と連絡をいただいていたり、自分でも『みんなの子猫ブリーダー』をチェックしたりしていたのですが、去年7月にロシアンブルーの女の子が生まれたんです。
そこで見学のお約束を取り付けて、高梨ブリーダーさんのところに伺ったのですが……そこでまたもや一目惚れしてしまって(笑)
そのときの女の子が「夢空」で、もうすぐ1歳になるわが家の末っ子です。
飼い方の相談から、日常的な会話まで。ブリーダーさんとの交流も楽しみのひとつです。
――ブリーダーから迎えるメリットはどんなところにあると思いますか?
親の性格や容姿を教えてもらえるところです。ペットショップではそこまでの情報は教えてもらえないので。
また、日常的に高梨ブリーダーさんとも連絡をとっています。飼い方についての相談はもちろんですが、他愛のないお話をさせていただくことも多いです。例えば「愛空がカーテンレールの上に登りました」といったり「今日は物干し竿の上を歩いています」といったり。
お迎えした猫とのスキンシップも楽しいですが、ブリーダーさんとの交流も楽しみのひとつになっています。
――子猫を迎えてから、ご自身の生活に変化はありましたか?
合計7匹もいるので、やはりドタバタしていますね(笑)
でも猫も人間の気持ちが理解できるようで、疲れているときにはスリスリしてきたり、膝の上にのってくれたりと、猫なりにわたしを元気づけようとしてくれるんです。
それに猫もやきもちを妬くときがあって、特定の子ばかり構っていると、猫同士でケンカになって「猫パンチ合戦」が繰り広げられることもありますよ。
――かわいいエピソードですね! 多頭飼いならではの苦労はありますか?
これだけ多いと、家の中で行方不明になることがありますね。過去にクローゼットやキッチンの収納スペースに閉じ込めてしまったことがあって……。
それ以降、お出かけのときには必ずチェックするようにしています。
ときには病気になったり、いたずらされたりと手のかかることもありますが、愛猫たちにはいつも癒しをもらっています。
――現在やっていること、今後やってみたいことはありますか?
現在、静岡にあるNPO団体に募金や寄付などを行っています。高齢や病気などが理由で新しい里親が見つからない猫を保護・飼育する団体さんで、少額ながらも、少しでもお役に立てるよう支援させていただいています。
わが家の猫はもちろんですが、すべての猫が幸せになってくれればと思っています。
『みんなの子猫ブリーダー』で迎えたロシアンブルー3匹のほかに、合計7匹の猫ちゃんと暮らすKさん。「ここまでの多頭飼いしている方のお宅にお邪魔するのは今回がはじめてで、わたしたちスタッフもドキドキワクワク。
人懐っこい子もいれば、ちょっぴりシャイな子も。それぞれ個性がある猫ちゃんたちに癒されっぱなしの1日でした。