
子猫をお迎えしたお客様インタビュー
もともと犬派だったのが、今ではすっかり猫派に。
お迎え後もブリーダーさんとは良いお付き合いをさせていただいています。

お迎えした猫:
アルフォンスくん(3歳6ヶ月・男の子)
/ 2016年6月にお迎え
エマちゃん(2歳2ヶ月・女の子)
/ 2017年12月にお迎え
家族構成:夫(ご本人)、妻
住環境:マンション
※2019年12月取材時点
2016年に谷口義己ブリーダーから、ノルウェージャンフォレストキャットのアルフォンスくんを迎えたFさん。
お迎え後もブリーダーとの交流は続き、アルフォンスくんを迎えた1年半後には、妹分となるエマちゃんをお迎えされたそうです。
今回は『みんなの子猫ブリーダー』を利用したきっかけや、現在の生活のご様子などを伺いました。
犬と猫で夫婦の意見が割れた結果、
「犬らしい猫」と言われるノルウェージャンフォレストキャットをお迎えすることに。
――過去に猫の飼育経験はありましたか? 子猫を迎えようと思ったきっかけを教えてください。
猫は祖母の家で飼っていましたが、自分個人で猫を迎えたのは今回が初めてでした。わたしは実家で犬を飼っていたこともあって、最初は猫ではなく、犬がほしかったんです(笑)
でも、妻は幼少期からずっと猫を飼いたかったそうで、どちらかが妥協しないといけないという話になり……。
そこからいろいろ調べているうちに、ノルウェージャンフォレストキャットが「犬らしい猫」として紹介されているのを知ったんです。犬に似た性格であれば、「猫でもいいかな」と思ったのが、ノルウェージャンフォレストキャットを迎えようと思ったきっかけです。
――もともと犬派だったのですね(笑)
ブリーダー直販を選んだ理由はなんでしょうか?
わたしたちは初めからペットショップで子猫を迎えることは頭にありませんでした。
弟はペットショップからミニチュアダックスを迎えたのですが、その子は子犬の頃にしつけに苦労することがあったり、体調も崩しやすかったりということがあって。そういった苦労を見てきたので、犬を飼うにしても、猫を飼うにしても、「ブリーダーから」というのは最初から決めていたんです。
それから、ノルウェージャンフォレストキャットのブリーダーのことを調べようと、インターネットで情報収集を始めました。
その結果、『みんなの子猫ブリーダー』を見つけ、さらにサイト内を探していたところ「谷口義己ブリーダーさん」を知った感じですね。

ファーのモフモフっぷりが自分と似ていたので、お友達と思っちゃったのでしょうか!?
谷口ブリーダーさんの猫に対する愛情が素晴らしい。「ブリーダー」という概念を覆されました。

飼い主さんいわく、取材スタッフが帰った途端、何食わぬ顔で出てきてくれたそう(笑)
――谷口ブリーダーが掲載している子猫が気になってお問い合わせをしたのでしょうか?
そうですね。谷口ブリーダーさんのノルウェージャンフォレストキャットを見ていいなと思ったのが、お問い合わせのきっかけでした。その後、電話でやりとりするなかで「ぜひ見に来てもらえれば」というお話をいただいたので、スケジュールを調整して、札幌のキャッテリーに見学に行ったんです。
そこで実際に谷口ブリーダーさんとお会いしたのですが、自分が持っていた「ブリーダー」という概念が覆されましたね。猫に対する愛情がとにかく強い。そして、非常にきれいな環境で猫を育てていらっしゃって。
ブリーダーさんといえばケージの中で猫を飼育しているイメージがあったのですが、そんなことはなく、自由にのびのび育てていらっしゃっていることにビックリしました。
――見学の際、谷口ブリーダーとはどのようなお話をされましたか?
その場で猫のシャンプーの仕方や爪の切り方などを教えていただきました。
それと、猫にまつわる「失敗談」などもお話しくださって。ご自身が初めて猫を飼ったときは、そもそも猫が夜中に走ったり騒いだりする動物ということをご存知なかったそうで、夜眠れなくて寝不足になったこととか(笑)
笑いのエピソードを交えつつ、猫は「かわいいだけの動物じゃない」ということも教えてくださいました。
わたしと谷口ブリーダーさんは同世代でしたし、お互い秋田県に住んでいたことがあるなどの共通点もあったので、すぐに打ち解けることができました。
――アルフォンスくんのお迎え後も、谷口ブリーダーと連絡をとっていらっしゃいますか?
谷口ブリーダーさんとはお迎え前から現在まで、定期的にやりとりをしています。
見学からお迎えまでの期間には、トイレやフード、おすすめのグッズ、動物病院の選び方などを教えていただきました。お迎え当日、わたしたちは飛行機を利用してアルフォンスを連れて帰ったのですが、事前の準備についても丁寧に教えていただいたので、スムーズに引き取ることができました。
谷口ブリーダーさんからは「わからないことがあればいつでも相談してください」と言ってくださったので、とても心強かったです。今でもアルフォンスの近況報告をしたり、写真を共有したり、良いお付き合いをさせていただいています。
――二匹目のエマちゃんも谷口ブリーダーからお迎えしたのでしょうか?
そうなんです。アルフォンスを迎えてからしばらく経って、谷口ブリーダーさんのホームページをチェックしていたところ、子猫の出産情報が掲載されていて……。妻と「お迎えしてもいいんじゃない?」という話になりました。
アルフォンスと年齢差があったのでうまくやっていけるか心配でしたが、谷口ブリーダーさんに相談すると、「両親の性格から考えると、二匹の相性は問題ない」と教えてくださって。
ブリーダーとしての経験や知識があるからこそ、猫同士の相性も想像できるのだと思います。また先住猫に先にごはんを与えるなど、アルフォンスに気を遣うことの必要性についても教えていただきました。
お迎え後、初めのうちは威嚇し合っていたアルフォンスとエマちゃんでしたが、谷口ブリーダーさんのアドバイスのおかげで1~2日経った頃には、二匹ともすっかり仲良くなりましたよ。
気付けば自宅にはたくさんの猫グッズが。今ではすっかり猫派になってしまいました(笑)
――アルフォンスくんとエマちゃんで性格の違いはありますか?
エマちゃんはお転婆ですね。天真爛漫で「わが道を行く」というタイプです(笑)
でも、ちょっと臆病なところもあって、インターホンが鳴ると、ダッシュで逃げちゃいます。
一方で、アルフォンスはいつもどっしり構えていますね。エマちゃんと違って人に興味があるので、お客さんが来ると必ず顔を見せてくれます。同じ猫種でも性格の違いが見られるのが、多頭飼いのおもしろいところだと思います。
――子猫を迎えて大変だったことはありますか?
アルフォンスのときはこれといって苦労したことはないですね。
エマちゃんは一時期布団におしっこをしてしまうことがありました。毎日繰り返すので、洗濯に苦労した覚えがあります。
谷口ブリーダーさんにも相談しながら、水をはじくカバーなどで対処していたのですが、なぜか1年経った頃からパッタリやらなくなって。それからは一度もおしっこの失敗はなく、今では完璧にトイレをしてくれるようになりました。

猫らしからぬ性格は、まさに「犬のような猫」という印象を与えてくれました。
――以前は犬派だったとのことでしたが、現在はどちらがお好きでしょうか?
完全に猫ですね(笑)キャットタワーやキャットウォークなど、アルフォンスを迎えてから自然と猫グッズが増えていきました。
そして、ネクタイを選ぶときも猫柄を選んだり、肉球がモチーフのグッズを買ったり、Youtubeの「ルンバに乗る猫」の動画に影響されて、ルンバを購入したりするくらいで(笑)今ではすっかり猫中心の生活です。
――すっかり猫に夢中ですね(笑)
ズバリ、猫の魅力はどこにあると思いますか?
ちょうどいい距離感を保てるところでしょうか。犬には犬のよさがありますが、散歩など手のかかることも多いと思います。それに比べると、猫はお互いの時間を大切にできるのがいいですね。もし、もう一度、犬か猫かどちらかを選ぶという話になれば、きっと猫を選ぶと思います。それくらいアルフォンスとエマちゃんは、わたしたちにとってなくてはならない存在です。

堂々としたアルフォンスくんと、ちょっぴりシャイなエマちゃん。とっても対照的な二匹でしたが、どちらもノルウェージャンフォレストキャットらしく、抜群のモフモフ具合!
かわいさとワイルドさを併せ持っている二匹に、取材スタッフも終始メロメロでした。