ブリティッシュショートヘアの特徴

『不思議の国のアリス』に登場するチェシャ猫のモデルとしても有名なブリティッシュショートヘア。そのルーツや特徴などを以下にまとめてみました。
歴史
ブリティッシュショートヘアはとても古い歴史を持つ猫種として知られ、その起源はなんとローマ時代に遡るともいわれています。
ローマがイギリスに侵略した際、ネズミのハンターとして連れていた猫の子孫がベースとなった説が有力のようです。
1800年代には世界初のキャットショーで優勝するなど、運動面においても頭脳面においても優秀な猫としても知られるようになります。
19世紀の後期にイギリスが自国産の純血種の品種確立に力を入れはじめたこともあって、1900年の初頭頃にブリティッシュショートヘアのスタンダードが確立されました。
ちなみに、日本ではキャットフードのCMに起用されたことでも有名です。
ローマがイギリスに侵略した際、ネズミのハンターとして連れていた猫の子孫がベースとなった説が有力のようです。
1800年代には世界初のキャットショーで優勝するなど、運動面においても頭脳面においても優秀な猫としても知られるようになります。
19世紀の後期にイギリスが自国産の純血種の品種確立に力を入れはじめたこともあって、1900年の初頭頃にブリティッシュショートヘアのスタンダードが確立されました。
ちなみに、日本ではキャットフードのCMに起用されたことでも有名です。
体長、体重
ブリティッシュショートヘアの体型は中型のセミコビーです。
もとは大型の猫種でしたが、ペルシャとの交配などによって、現在の体型へと変化しました。
がっしりとした筋肉質な体格が特徴的で、成猫になるまでに3年ほどかかるといわれています。個体差はありますが、体長は40~50cm、体重は3~7kg程度です。
もとは大型の猫種でしたが、ペルシャとの交配などによって、現在の体型へと変化しました。
がっしりとした筋肉質な体格が特徴的で、成猫になるまでに3年ほどかかるといわれています。個体差はありますが、体長は40~50cm、体重は3~7kg程度です。
平均寿命
ブリティッシュショートヘアの平均寿命は13.1歳です。
飼い主の心がけ次第で平均寿命よりも長生きすることもあります。日々の健康管理に気を付けましょう。
参考文献
アニコム 家庭どうぶつ白書(https://www.anicom-page.com/hakusho/)
性格
ネズミのハンターとしてのルーツを持つブリティッシュショートヘアですが、穏やかでのんびりとした性格の持ち主です。頭もよく、飼育の手間も比較的かかりません。
ただし自立心は強く、撫でられたり、抱っこされたりすることをあまり喜びません。無理に触れ合おうとして機嫌を損ねてしまうこともあるので気を付けましょう。
遊ぶことや運動は得意なタイプです。大きな体格で体重も増えやすいので、しっかりと食事させながらも、たくさん遊んで運動させることが重要です。
ただし自立心は強く、撫でられたり、抱っこされたりすることをあまり喜びません。無理に触れ合おうとして機嫌を損ねてしまうこともあるので気を付けましょう。
遊ぶことや運動は得意なタイプです。大きな体格で体重も増えやすいので、しっかりと食事させながらも、たくさん遊んで運動させることが重要です。
毛色の種類、バリエーション
ブリティッシュショートヘアといえば、上品なブルーの毛色のイメージが強いかもしれません。実際、かつてはブルーのみが公認の毛色とされ、「ブリティッシュブルー」と呼ばれていたこともあります。
しかし現在では異種交配によって毛色も多様化し、さまざまなカラーが認められています。柄もスポット以外すべてのパターンがあらわれるため、ブリティッシュショートヘアは毛色のバリエーションが豊かな猫種なのです。
それではブリティッシュショートヘアの人気の毛色について、ランキング形式で詳しく見ていきましょう。
しかし現在では異種交配によって毛色も多様化し、さまざまなカラーが認められています。柄もスポット以外すべてのパターンがあらわれるため、ブリティッシュショートヘアは毛色のバリエーションが豊かな猫種なのです。
それではブリティッシュショートヘアの人気の毛色について、ランキング形式で詳しく見ていきましょう。
ブリティッシュショートヘアの人気毛色No.1 ブルー系

第1位はやはり、ブリティッシュショートヘアの代名詞ともいえるブルー系になりました。
毛色を指す場合のブルーは、一般的にイメージする青色ではなく、やや青みがかったグレーと表現するのがもっとも適切でしょう。
なかでもブリティッシュショートヘアのブルーはシルバーに近い風合いを持ち、淡く美しい発色が最大の特徴です。
ブルー系のブリティッシュショートヘアは単色がもっともポピュラーですが、タビーをはじめとする模様を持った子もいます。
また、白地にブルー系の色が混ざった「ブルー&ホワイト」や、クリーム色をベースにブルー系の色がミックスされた「ブルー&クリーム」などの組み合わせは、単色とは異なった表情があり、人気を集めています。
毛色を指す場合のブルーは、一般的にイメージする青色ではなく、やや青みがかったグレーと表現するのがもっとも適切でしょう。
なかでもブリティッシュショートヘアのブルーはシルバーに近い風合いを持ち、淡く美しい発色が最大の特徴です。
ブルー系のブリティッシュショートヘアは単色がもっともポピュラーですが、タビーをはじめとする模様を持った子もいます。
また、白地にブルー系の色が混ざった「ブルー&ホワイト」や、クリーム色をベースにブルー系の色がミックスされた「ブルー&クリーム」などの組み合わせは、単色とは異なった表情があり、人気を集めています。
ブルーの平均価格
当サイトでのブリティッシュショートヘアのブルーの平均価格は、オスが約21万円、メスが約21万円、全体では約21万円です。
販売中のブルーのブリティッシュショートヘアの子猫を見る
ブリティッシュショートヘアの人気毛色No.2 クリーム系

ブルー系に次ぐ人気を誇るのが、クリーム系です。
ブリティッシュショートヘアの被毛は、高級絨毯に形容されるほど毛並みが美しく、クリーム系は柔らかな風合いが際立ちます。
クリーム系も単色だけでなく、タビーの模様や「クリーム&ホワイト」といった組み合わせも人気です。
ブリティッシュショートヘアの被毛は、高級絨毯に形容されるほど毛並みが美しく、クリーム系は柔らかな風合いが際立ちます。
クリーム系も単色だけでなく、タビーの模様や「クリーム&ホワイト」といった組み合わせも人気です。
クリームの平均価格
当サイトでのブリティッシュショートヘアのクリームの平均価格は、オスが約21万円、メスが約26万円、全体では約22万円です。
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ブリティッシュショートヘアの人気毛色No.3 ブラック系

ブリティッシュショートヘアの人気毛色第3位は、ブラック系です。
黒一色のソリッドブラックに加え、毛先から2分の1程度だけが黒く、濃いグレーにも見える「ブラックスモーク」や、白地にブラックがミックスされた「ブラック&ホワイト」も人気です。
ブラック系はペットショップで見かけることが少ない毛色なので、ブリーダーなどを頼ってみてもいいでしょう。
黒一色のソリッドブラックに加え、毛先から2分の1程度だけが黒く、濃いグレーにも見える「ブラックスモーク」や、白地にブラックがミックスされた「ブラック&ホワイト」も人気です。
ブラック系はペットショップで見かけることが少ない毛色なので、ブリーダーなどを頼ってみてもいいでしょう。
ブラック系の平均価格
当サイトでのブリティッシュショートヘアのブラック系の平均価格は、オスが約22万円、メスが約24万円、全体では約24万円です。
販売中のブラック系のブリティッシュショートヘアの子猫を見る
ブリティッシュショートヘアの人気毛色No.4 ダイリュートキャリコ

第4位は、ダイリュートキャリコです。
単語を聞いただけではどの様な毛色か想像がつかないという方も多いかもしれませんね。
ダイリュートキャリコとは、“薄い色の三毛猫”のことです。ダイリュートが薄めるという意味を持ち、キャリコは三毛猫という意味。三毛猫における黒色がグレーに、薄い茶色がクリーム色に、それぞれ薄い色になっている猫のことを指します。
毛色がパステルカラーとなっていることから、“パステル三毛猫”と呼ばれたりすることもあるようです。
単語を聞いただけではどの様な毛色か想像がつかないという方も多いかもしれませんね。
ダイリュートキャリコとは、“薄い色の三毛猫”のことです。ダイリュートが薄めるという意味を持ち、キャリコは三毛猫という意味。三毛猫における黒色がグレーに、薄い茶色がクリーム色に、それぞれ薄い色になっている猫のことを指します。
毛色がパステルカラーとなっていることから、“パステル三毛猫”と呼ばれたりすることもあるようです。
ダイリュートキャリコの平均価格
当サイトでのブリティッシュショートヘアのダイリュートキャリコの平均価格は、メスが約21万円、全体では約21万円です。
遺伝子の関係上、オスの三毛猫はめったに生まれません。
もしオスのダイリュートキャリコが販売された場合、数百万円といった値段がつくこともあるそうです。
オスのダイリュートキャリコが出回るのはごく稀なケースなので、お迎えしたい方は根気よく探す必要があるでしょう。
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もしオスのダイリュートキャリコが販売された場合、数百万円といった値段がつくこともあるそうです。
オスのダイリュートキャリコが出回るのはごく稀なケースなので、お迎えしたい方は根気よく探す必要があるでしょう。
ブリティッシュショートヘアの飼い方

食事のポイント
ブリティッシュショートヘアは、比較的運動が得意な猫種です。若いうちは高カロリー・高たんぱくな食事を与えるのとともに、たくさん運動もさせてあげれば、立派なブリティッシュショートヘアに成長してくれることでしょう。
ただし、成猫になると徐々に運動量が減ってくるので、成長期が終わってからの体重管理には注意が必要です。運動をさせるための工夫はもちろんですが、食事の見直しも適切におこないましょう。
ただし、成猫になると徐々に運動量が減ってくるので、成長期が終わってからの体重管理には注意が必要です。運動をさせるための工夫はもちろんですが、食事の見直しも適切におこないましょう。
被毛のケア
ブリティッシュショートヘアは短毛種なので、被毛のケアにはそれほど手間はかかりません。換毛期でなければ、一日おきのブラッシングでも十分でしょう。
ブラッシングは子猫の頃から慣らしておくことをおすすめします。おとなになってから気難しさが出て、拒否されてしまうということもあるためです。
ブラッシングは子猫の頃から慣らしておくことをおすすめします。おとなになってから気難しさが出て、拒否されてしまうということもあるためです。
血液型について
猫の血液型は、多くがA型となっていますが、ブリティッシュショートヘアに関しては全体の約4~5割がB型といわれています。
B型は献血(供血)ドナー猫の割合も少ないので、輸血を受けるハードルも高くなる可能性があります。万が一の事態にもスムーズに対応できるよう、動物病院で血液型の検査を受けておくと安心です。
検査費用は5,000~7,000円程度が相場です。
B型は献血(供血)ドナー猫の割合も少ないので、輸血を受けるハードルも高くなる可能性があります。万が一の事態にもスムーズに対応できるよう、動物病院で血液型の検査を受けておくと安心です。
検査費用は5,000~7,000円程度が相場です。
まとめ

上質な毛並みを持つブリティッシュショートヘア。やはり代表的な色である「ブリティッシュブルー」が人気ですが、ほかの毛色もそれぞれの魅力を持ちます。
ネズミ用のハンターとして重宝されていた歴史からも分かる通り、賢くて手がかからないという点も、一緒に生活していくうえで大きなポイントになりますね。
ほかの猫と比べてやや短命の傾向にあるため、病気に気付けて、1日でも長く愛猫との幸せな日々を楽しんでください。
ネズミ用のハンターとして重宝されていた歴史からも分かる通り、賢くて手がかからないという点も、一緒に生活していくうえで大きなポイントになりますね。
ほかの猫と比べてやや短命の傾向にあるため、病気に気付けて、1日でも長く愛猫との幸せな日々を楽しんでください。