サイベリアンの特徴について
原産国と歴史
サイベリアンの原産国は、ロシアです。その歴史は大変古く、紀元1000年頃には存在したと言われています。
1871年にはイギリス発のキャットショーに出陳し、大きな話題となりましたが、その後、当時のソビエト連邦の政策によりペットの輸出入、さらに飼育までもが禁止されてしまいます。ペットとしての繁殖が盛んになり、純血種のスタンダードが確立したのは1980年代に入ってから。歴史的な事情から、アメリカへの輸出が解禁されたのは1990年のことでした。
その後、1996年になって、やっと正式に血統登録されることとなります。
1871年にはイギリス発のキャットショーに出陳し、大きな話題となりましたが、その後、当時のソビエト連邦の政策によりペットの輸出入、さらに飼育までもが禁止されてしまいます。ペットとしての繁殖が盛んになり、純血種のスタンダードが確立したのは1980年代に入ってから。歴史的な事情から、アメリカへの輸出が解禁されたのは1990年のことでした。
その後、1996年になって、やっと正式に血統登録されることとなります。
体格
サイベリアンの体重は、成猫で4～9kgほど。猫のなかでは大型ですが、血縁が近いメインクーンやノルウェージャンフォレストキャットと比べるとやや小型です。
「ビヤ樽」とも言われるように、がっしり丸々とした骨格をしています。
「ビヤ樽」とも言われるように、がっしり丸々とした骨格をしています。
平均寿命
サイベリアンの平均寿命は13.8歳です。
食欲旺盛で太りやすいため、肥満による生活習慣病やケガには十分注意する必要があります。
性格
非常に温和で賢いサイベリアン。厳しい気候を生き抜いてきたことから、とても辛抱強い一面もあります。飼い主に対しては従順で、しつけもしやすい猫種です。
その一方で、“野生のハンター”としての本能が残るため、縄張り意識が強く、家族以外の人の侵入をよく思わないことも。
運動が苦手な個体の多い大型猫ですが、サイベリアンは運動能力が非常に高く、キャットタワーで昇り降り運動が大好きです。また、猫のなかでも珍しく、水辺を怖がらない傾向にあります。
その一方で、“野生のハンター”としての本能が残るため、縄張り意識が強く、家族以外の人の侵入をよく思わないことも。
運動が苦手な個体の多い大型猫ですが、サイベリアンは運動能力が非常に高く、キャットタワーで昇り降り運動が大好きです。また、猫のなかでも珍しく、水辺を怖がらない傾向にあります。
サイベリアンの被毛について
各国の血統登録団体により認められているカラーは異なりますが、サイベリアンの毛色はバリエーション豊かです。
色味はブラック、ブラウン、ホワイト、レッド、シルバー、ゴールド、クリーム、ブルーなど。
模様のパターンも、ソリッド、ブラウンタビーのようなタビー系、レッドタビー＆ホワイトのようなホワイトとのバイカラー、キャリコ、ポイントのような多色混合系と、非常に多彩です。
被毛は中毛タイプに分類されますが、極寒の地シベリアを生き抜くために「三重の毛（トリプルコート）」を持つところに特徴があります。
一番外側の毛は、他の毛よりも太く固めのオーバーコート（ガードヘア）、二番目の毛がふわふわと柔らかなアンダーコート、三番目の毛は他の毛よりも短く密集して生えています。
被毛には防水効果もあり、多少濡れても平気です。ただし、毛の密度が高いため、お手入れをさぼると毛のもつれや毛玉が発生してしまうことも。
サイベリアンのお手入れは毎日欠かさず行う必要があります。
色味はブラック、ブラウン、ホワイト、レッド、シルバー、ゴールド、クリーム、ブルーなど。
模様のパターンも、ソリッド、ブラウンタビーのようなタビー系、レッドタビー＆ホワイトのようなホワイトとのバイカラー、キャリコ、ポイントのような多色混合系と、非常に多彩です。
被毛は中毛タイプに分類されますが、極寒の地シベリアを生き抜くために「三重の毛（トリプルコート）」を持つところに特徴があります。
一番外側の毛は、他の毛よりも太く固めのオーバーコート（ガードヘア）、二番目の毛がふわふわと柔らかなアンダーコート、三番目の毛は他の毛よりも短く密集して生えています。
被毛には防水効果もあり、多少濡れても平気です。ただし、毛の密度が高いため、お手入れをさぼると毛のもつれや毛玉が発生してしまうことも。
サイベリアンのお手入れは毎日欠かさず行う必要があります。
サイベリアンの人気毛色No.1 ブラウン系
輝くようなカッパーブラウンのベースに、濃いブラックのタビー（縞模様）が入るブラウン系カラー。
輝くような赤銅色が美しく、ブラックとの組み合わせでどこかワイルドな雰囲気が漂っています。サイベリアンというと、このブラウン系を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
同じブラウン系でも、模様の出方や色の組み合わせによってさらに細かく分類されます。
・ブラウンタビー
（クラシックタビー、マッカレルタビー、スポテッドタビー、ティックドタビー）
・ブラウンタビー＆ホワイト
（ブラウン×ブラックのタビーに一部ホワイトの毛が混じっている）
・ブラウンパッチドタビー
（ブラウンにブラックのタビー模様に加えて、さらにレッドやクリームのパッチが全身に入る）
いずれの場合も、肉球はブラック～ブラウンが望ましいとされます。
輝くような赤銅色が美しく、ブラックとの組み合わせでどこかワイルドな雰囲気が漂っています。サイベリアンというと、このブラウン系を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
同じブラウン系でも、模様の出方や色の組み合わせによってさらに細かく分類されます。
・ブラウンタビー
（クラシックタビー、マッカレルタビー、スポテッドタビー、ティックドタビー）
・ブラウンタビー＆ホワイト
（ブラウン×ブラックのタビーに一部ホワイトの毛が混じっている）
・ブラウンパッチドタビー
（ブラウンにブラックのタビー模様に加えて、さらにレッドやクリームのパッチが全身に入る）
いずれの場合も、肉球はブラック～ブラウンが望ましいとされます。
ブラウン系の平均価格
当サイトでのサイベリアンのブラウン系の平均価格は、オスが約22万円、メスが約24万円、全体では約23万円です。
販売中のブラウン系のサイベリアンの子猫を見る
サイベリアンの人気毛色No.2 レッド系
赤みがかったブラウンがベースになるカラーで、ブラウン系と比べると、ふんわり柔らかな印象です。ベースの色より濃いレッドブラウンのタビー模様が入ります。
レッド系にも、単色からバイカラー、タビーまで様々なバリエーションがあります。
・レッド（ソリッド）
・レッド＆ホワイト
・レッドタビー
（クラシックタビー、マッカレルタビー、スポテッドタビー、ティックドタビー）
また、レッド系に似ているカラーとして、根本が白く毛先に向かってレッド～オレンジになるカメオ系のカラーも存在します。
レッド系にも、単色からバイカラー、タビーまで様々なバリエーションがあります。
・レッド（ソリッド）
・レッド＆ホワイト
・レッドタビー
（クラシックタビー、マッカレルタビー、スポテッドタビー、ティックドタビー）
また、レッド系に似ているカラーとして、根本が白く毛先に向かってレッド～オレンジになるカメオ系のカラーも存在します。
レッド系の平均価格
当サイトでのサイベリアンのレッド系の平均価格は、オスが約22万円、メスが約23万円、全体では約22万円です。
販売中のレッド系のサイベリアンの子猫を見る
サイベリアンの人気毛色No.3 クリーム系
イエローを感じるベージュの毛色で、レッドをさらに淡くしたようなカラーです。
マーキングも黄みのある薄いブラウン～ベージュ色で、成猫になっても子猫のように優しい雰囲気に見えるのが特徴です。
クリーム系のサイベリアンの鼻や肉球はピンク色になります。
クリーム系にも、単色、バイカラー、タビー等のバリエーションがあります。
・クリーム
・クリームタビー
（クラシックタビー、マッカレルタビー、スポテッドタビー、ティックドタビー）
・クリームスモーク
・クリームシルバータビー
いずれもマーキングと地色のコントラストが小さく、ほぼホワイトに近いような色味のサイベリアンも存在します。
マーキングも黄みのある薄いブラウン～ベージュ色で、成猫になっても子猫のように優しい雰囲気に見えるのが特徴です。
クリーム系のサイベリアンの鼻や肉球はピンク色になります。
クリーム系にも、単色、バイカラー、タビー等のバリエーションがあります。
・クリーム
・クリームタビー
（クラシックタビー、マッカレルタビー、スポテッドタビー、ティックドタビー）
・クリームスモーク
・クリームシルバータビー
いずれもマーキングと地色のコントラストが小さく、ほぼホワイトに近いような色味のサイベリアンも存在します。
クリーム系の平均価格
当サイトでのサイベリアンのクリーム系の平均価格は、オスが約22万円、メスが約24万円、全体では約23万円です。
サイベリアンのなかでも特に希少な毛色なので、他の毛色より少し高い価格が付くケースが多いようです。
販売中のクリーム系のサイベリアンの子猫を見る
サイベリアンの人気毛色No.4 ホワイト系
新雪のように全身真っ白に輝くホワイトカラー。
純粋なホワイトのほかに、ややクリームがかって見えるオフホワイトも認められています。鼻や肉球はピンク色になります。
豊かな被毛と相まって、とても高貴な印象のカラーです。
ホワイトの毛色は、ソリッドのほかに「〇〇＆ホワイト」のような他のカラーバリエーションとの組み合わせで現れます。
サイベリアンの場合、ホワイトの毛色はどのような場所や割合でもOKとされます。
・ホワイト
・〇〇＆ホワイト
・タビー＆ホワイト
（タビーはクラシックタビー、マッカレルタビー、スポテッドタビー、ティックドタビー）
・スモーク＆ホワイト
・シェーデット＆ホワイト
・ポイント＆ホワイト
純粋なホワイトのほかに、ややクリームがかって見えるオフホワイトも認められています。鼻や肉球はピンク色になります。
豊かな被毛と相まって、とても高貴な印象のカラーです。
ホワイトの毛色は、ソリッドのほかに「〇〇＆ホワイト」のような他のカラーバリエーションとの組み合わせで現れます。
サイベリアンの場合、ホワイトの毛色はどのような場所や割合でもOKとされます。
・ホワイト
・〇〇＆ホワイト
・タビー＆ホワイト
（タビーはクラシックタビー、マッカレルタビー、スポテッドタビー、ティックドタビー）
・スモーク＆ホワイト
・シェーデット＆ホワイト
・ポイント＆ホワイト
ホワイトの平均価格
当サイトでのサイベリアンのホワイトの平均価格は、オスが約22万円、メスが約22万円、全体では約22万円です。
販売中のホワイトのサイベリアンの子猫を見る
サイベリアンの人気毛色No.5 シルバー系
薄いグレーとホワイトの組み合わせで現れるシルバー系のカラー。
こちらもブラウン系と比べると全体的に淡い印象ですが、寒色の色合いがクールな雰囲気を作り出しています。
マーキングは濃いブラックで、レンガ色の鼻に黒い肉球の組み合わせが理想的とされています。
・シルバータビー
（クラシックタビー、マッカレルタビー、スポテッドタビー、ティックドタビー）
・シルバータビー＆ホワイト
・シルバーパッチドタビー
・チンチラシルバー、シェーデットシルバー
（アンダーコートがホワイトでブラックのティップやシェードが入ることによりシルバーに見える）
こちらもブラウン系と比べると全体的に淡い印象ですが、寒色の色合いがクールな雰囲気を作り出しています。
マーキングは濃いブラックで、レンガ色の鼻に黒い肉球の組み合わせが理想的とされています。
・シルバータビー
（クラシックタビー、マッカレルタビー、スポテッドタビー、ティックドタビー）
・シルバータビー＆ホワイト
・シルバーパッチドタビー
・チンチラシルバー、シェーデットシルバー
（アンダーコートがホワイトでブラックのティップやシェードが入ることによりシルバーに見える）
シルバー系の平均価格
当サイトでのサイベリアンのシルバー系の平均価格は、オスが約28万円、メスが約23万円、全体では約25万円です。
今回紹介したカラーの中でも一番高価なところに、その人気や希少性が伺えますね。
販売中のシルバー系のサイベリアンの子猫を見る
まとめ
寒冷地ならではのトリプルコートの被毛を持つ歳サイベリアンは、毛色のバリエーションが非常に豊富な猫です。毛色によって価格の相場にも大きくばらつきがあるため、予算とも相談しながら、お気に入りの子をお迎えしてあげてください。
