人気の鼻ぺちゃ猫種6選！
困り顔、悪顔、ふてくされ顔など、コミカルな表情に魅了される鼻ぺちゃ猫。ここでは、人気の鼻ぺちゃ猫6種を紹介します。性格や飼育方法なども、参考にしてみてくださいね。
エキゾチックショートヘア
ずんぐりとした体に大きな目、顔にめりこんだような鼻が特徴のブサカワ代表格。基本的にマイペースな性格ですが、ときにアグレッシブな一面を見せることもあり、ほかの鼻ぺちゃ猫より遊び好きな傾向にあります。
刺激に敏感で頻繁にくしゃみをするので、部屋の掃除はこまめに行う必要があります。
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刺激に敏感で頻繁にくしゃみをするので、部屋の掃除はこまめに行う必要があります。
エキゾチックロングヘア
短毛種のエキゾチックショートヘアから派生した長毛種の猫。ぺちゃっとつぶれた鼻ともふもふの被毛を持ち、複数の猫種を祖先にもつことから毛色のカラーバリエーションが豊富です。穏やかな平和主義者で、活発に走り回ることも少なくのんびりとした印象があります。
家の中を猛スピードで駆け抜け、家族を驚かすこともある猫ですが、エキゾチックロングヘアにあっては、そのような機会はあまりないかもしれません。おとなしい猫がいいという人にはぴったりの猫種といえるでしょう。太りやすい体質ですが運動もあまり好まないので、食事の量や内容には配慮しましょう。
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家の中を猛スピードで駆け抜け、家族を驚かすこともある猫ですが、エキゾチックロングヘアにあっては、そのような機会はあまりないかもしれません。おとなしい猫がいいという人にはぴったりの猫種といえるでしょう。太りやすい体質ですが運動もあまり好まないので、食事の量や内容には配慮しましょう。
ペルシャ
純血種でもっとも古い歴史があり、世界中で長く愛されている猫種です。ゴージャスな被毛が印象的なペルシャですが、この気品のある猫も実は鼻ぺちゃ（短頭種）の分類です。
鼻筋がいくらか通った「トラディショナルタイプ」と、鼻ぺちゃの「エクストリームタイプ」の2種類があります。温和な性格で鳴き声が小さく、のんびり過ごすことを好むので集合住宅でも飼いやすいと言われています。毛玉ができやすいので毎日のブラッシングは必須です。
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鼻筋がいくらか通った「トラディショナルタイプ」と、鼻ぺちゃの「エクストリームタイプ」の2種類があります。温和な性格で鳴き声が小さく、のんびり過ごすことを好むので集合住宅でも飼いやすいと言われています。毛玉ができやすいので毎日のブラッシングは必須です。
ペルシャ（チンチラ）
ペルシャのバリエーションの一つで、ペルシャよりも鼻はつぶれておらず緑または青色の大きな目を持ちます。
性格は、ペルシャとほぼ変わらず穏やかで物静か。ややツンデレな部分もあるので、しつこく構いすぎると嫌がることがあるでしょう。運動が苦手なので、食事管理をしっかりと行い肥満に注意する必要があります。
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性格は、ペルシャとほぼ変わらず穏やかで物静か。ややツンデレな部分もあるので、しつこく構いすぎると嫌がることがあるでしょう。運動が苦手なので、食事管理をしっかりと行い肥満に注意する必要があります。
ヒマラヤン
ペルシャとシャムの交配によって誕生した猫種で、豊かな被毛に丸く大きなブルーの瞳とポイントカラーが魅力。ペルシャと同様に、丸顔で鼻筋の通ったトラディショナルタイプと、鼻がつぶれたエクストリームタイプの2種類に分かれます。
穏やかなペルシャと人懐こいシャム両方の性質を持ち合わせています。やはり運動は苦手で太りやすく、食事管理は欠かせません。
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穏やかなペルシャと人懐こいシャム両方の性質を持ち合わせています。やはり運動は苦手で太りやすく、食事管理は欠かせません。
ブリティッシュショートヘア
『不思議の国のアリス』のチェシャ猫のモデルとなった猫種で、クリッとした大きな目に顔も体もまるまるとした、とてもキュートな猫。ベルベットのように滑らかな被毛も特徴です。
賢くおおらかな性格で、自立心が強いのでベタベタした関係性は好みません。けれど、遊びや運動は大好き。運動スペースは確保し、一緒に遊んであげると喜びます。
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賢くおおらかな性格で、自立心が強いのでベタベタした関係性は好みません。けれど、遊びや運動は大好き。運動スペースは確保し、一緒に遊んであげると喜びます。
ここがかわいい！ 鼻ぺちゃ猫の魅力
“鼻ぺちゃ猫”とは、短頭種の猫のこと。平坦な顔つきと鼻が低い見た目から、“ブサカワ”と呼ばれています。その個性的な愛らしさから近年、人気沸騰中です。鼻ぺちゃ猫のかわいさの理由は、主に4つの特徴が関係しています。
特徴1.鼻が低い
短頭種の最大の特徴は、鼻の低さ。鼻筋の通った中頭種・長頭種の横顔と比べるとその違いは歴然。目と鼻の距離が水平に並ぶほど近いこともあり、顔のパーツが真ん中に集中しているように見えることが、愛嬌たっぷりのブサカワな印象につながっています。
特徴2.顔がまんまる
鼻ぺちゃ猫はほかの猫より頭蓋骨の形が丸く鼻も低いため、顔のフォルムがまんまる。子猫のように凹凸の少ない丸顔もまた、愛くるしさの素因と言えるでしょう。
特徴3.口が小さく、目がくりくりしている
口内が狭く、目が前方にせり出しているのは短頭種の骨格の特徴によるもの。くりくりとしたつぶらな瞳と小さなおちょぼ口もまた、かわいらしいですね。
特徴4.体がずんぐりしている
短頭種の猫の多くは、骨格そのものがずんぐりとしたコビーや、セミコビータイプ。手足と胴、尻尾が短く、顔だけではなく体全体が丸い印象です。
鼻ぺちゃ猫を飼う際の注意点
短頭種、いわゆる鼻ぺちゃ猫はその骨格ゆえ飼い方に気を付けなければならない点があります。飼育方法やかかりやすい病気などは、しっかり覚えておきましょう。
熱中症に要注意
猫は犬のように口を開けて呼吸をしません。足の裏側や鼻の頭にある汗腺で汗をかきますが、自力での体温調節は苦手な動物です。そのうえ鼻腔が狭い短頭種の猫は呼吸による気化熱の効果が薄く、熱が放散されないため熱中症にかかりやすいといわれています。
猫が過ごす部屋の温度と湿度はしっかり管理し、いつでも水が飲める場所を作っておきましょう。
ぐったりしていて元気がない、口を開けて呼吸をしているなどの症状が見られたら熱中症の症状の可能性があります。体温を下げたり水を与えたりといった応急処置はできますが、できるだけ早く獣医師に診断してもらうのが安心です。
猫が過ごす部屋の温度と湿度はしっかり管理し、いつでも水が飲める場所を作っておきましょう。
ぐったりしていて元気がない、口を開けて呼吸をしているなどの症状が見られたら熱中症の症状の可能性があります。体温を下げたり水を与えたりといった応急処置はできますが、できるだけ早く獣医師に診断してもらうのが安心です。
呼吸器の病気になりやすい
鼻ぺちゃ猫は体の構造上、鼻や喉、気管が狭く、呼吸がしにくい特徴をもっています。鼻腔狭窄・軟口蓋過長症・喉頭室外反・気管虚脱といった呼吸器系の病気にかかりやすいので、息が苦しそう、いびきが大きいなど普段とは違う息遣いをしている場合は、獣医師に相談することをおすすめします。
鼻づまりによって誘発される呼吸器疾患もあるので、部屋を清潔に保つことも大切です。
鼻づまりによって誘発される呼吸器疾患もあるので、部屋を清潔に保つことも大切です。
目の病気になりやすい
目と鼻をつなぐ鼻涙管が狭く圧迫されるため、涙が出やすいのも鼻ぺちゃ猫の特徴。涙が過剰にたまり目の周りが涙で濡れた状態が頻繁に続くようであれば、流涙症の可能性があります。放置すると、被毛の変色や皮膚炎の症状があらわれます。
また、目が大きく露出していて外傷しやすく目にゴミが入りやすい傾向もあります。角膜腫瘍や、まぶたが内側に反り返る眼瞼内反症などの発症にも注意が必要です。目をこすったり、目ヤニが出ているようなときは要注意。早めに病院へ連れて行ってくださいね。
また、目が大きく露出していて外傷しやすく目にゴミが入りやすい傾向もあります。角膜腫瘍や、まぶたが内側に反り返る眼瞼内反症などの発症にも注意が必要です。目をこすったり、目ヤニが出ているようなときは要注意。早めに病院へ連れて行ってくださいね。
肥満になりやすい
短頭種の猫は運動量が少ない傾向にあり、肥満になりやすいといわれています。肥満になると呼吸がしにくくなるため、呼吸器系の病気の原因となることも……。食事の量と内容はしっかりと管理し、猫じゃらしなどの軽い遊びで運動不足を解消させましょう。
鼻ぺちゃ猫の「困った！」を解消
鼻ぺちゃ猫の飼い主には、「食事が下手」「歯石がつきやすい」といった特有の困り事があるようです。少しのポイントを押さえれば解消できるので、お迎えする前に覚えておいてくださいね。
食事の際、顔が汚れやすい
凹凸の少ない顔なので、食事の仕方がちょっと下手。食べこぼしが多い上、口の周りや顔全体を汚してしまいます。対策としてできるのは、次の4つです。
①浅く、面積の大きいフードボウルを選ぶ
②フードボウルを床に直接置かず台の上に置くか、足つきのものを選ぶ
③傾斜があり、間口に反り返しのあるフードボウルでフードの漏れを防ぐ
④フードボウルの下に、滑り止めを敷く
フードボウルに工夫を施すことで猫も食事がしやすく、食べこぼしが少なくなります。猫はきれい好きなので自分でグルーミングをしますが、顎の下などはうまく毛づくろいができません。
食後に顔が汚れているときは、湿らせたガーゼなどで拭き取ってあげましょう。汚れたまま放置すると、皮膚炎などのトラブルの可能性もあるので気を付けてくださいね。
猫が食べやすい、機能的な食器も数多く市販されています。
①浅く、面積の大きいフードボウルを選ぶ
②フードボウルを床に直接置かず台の上に置くか、足つきのものを選ぶ
③傾斜があり、間口に反り返しのあるフードボウルでフードの漏れを防ぐ
④フードボウルの下に、滑り止めを敷く
フードボウルに工夫を施すことで猫も食事がしやすく、食べこぼしが少なくなります。猫はきれい好きなので自分でグルーミングをしますが、顎の下などはうまく毛づくろいができません。
食後に顔が汚れているときは、湿らせたガーゼなどで拭き取ってあげましょう。汚れたまま放置すると、皮膚炎などのトラブルの可能性もあるので気を付けてくださいね。
猫が食べやすい、機能的な食器も数多く市販されています。
歯石がつきやすい
短頭種は先天的に歯列に問題のある場合が多く、歯周病のリスクも高い傾向にあります。毎日の歯磨きはもちろんですが、デンタルケアのできるおやつや歯垢を付きにくくするスプレーなどの口腔ケア用品を活用するのもいいでしょう。
食事は、歯間に挟まりにくいドライフードの方がおすすめです。普段から愛猫の歯のチェックを行い、定期的に動物病院で歯の健康診断をしてもらうのが安心です。
食事は、歯間に挟まりにくいドライフードの方がおすすめです。普段から愛猫の歯のチェックを行い、定期的に動物病院で歯の健康診断をしてもらうのが安心です。
まとめ
平らな顔にどんぐり眼がチャーミングな、鼻ぺちゃ猫。穏やかでのんびり屋の性格から飼いやすい猫種ではありますが、骨格の特徴から飼育の際に気を付けなければならない点もあります。けれど、どんな猫種でも管理やお世話に手間がかかるのは当たり前のこと。かわいい見た目にすぐにでも連れて帰りたくなりますが、迎え入れる環境をしっかり整えてからお迎えしてくださいね。
