ラグドールの特徴

ブルーの瞳をもち、英語で“ぬいぐるみ”という意味をもつラグドール。その名の通りふかふかの被毛で、じっとしていると本物のぬいぐるみのように愛らしい猫です。
大きさ
体長は約50cm。体重はオスが5~9kg、メスが4~7kg。体が大きく、全体的に筋肉質でがっしりとした体格です。
一般的に猫は1年ほどで成猫になりますが、ラグドールは成長がゆっくりで数年かけて成猫になっていきます。
一般的に猫は1年ほどで成猫になりますが、ラグドールは成長がゆっくりで数年かけて成猫になっていきます。
性格
人懐こく、猫にしては珍しく抱っこされるのが大好き。
穏やかでのんびりとした性格で、大きな声で鳴いたり騒がしく動き回ったりすることもほとんどないので、子どものいる家庭や初心者にも飼いやすい猫種でしょう。
穏やかでのんびりとした性格で、大きな声で鳴いたり騒がしく動き回ったりすることもほとんどないので、子どものいる家庭や初心者にも飼いやすい猫種でしょう。
オス・メスの性別による性格の違いはある?
性別によって、若干の性格の違いがみられます。
オスは活発で甘えん坊。メスは、オスと比べるとやや警戒心が強く、マイペースな性格の子が多いです。
ただし個体差はあるので、子猫選びの参考程度にとどめておくのがよいでしょう。
オスは活発で甘えん坊。メスは、オスと比べるとやや警戒心が強く、マイペースな性格の子が多いです。
ただし個体差はあるので、子猫選びの参考程度にとどめておくのがよいでしょう。
毛色
毛色と模様のバリエーションは豊富で、毛色はシール(焦げ茶色)やブルー、レッド、クリームなどがあります。
模様は、大きく分けて5パターン。
毛色と模様によって、「シールポイント」「ブルーポイントバイカラー」「ブルーポイントミテッド」といった組み合わせも存在します。
生まれたばかりの子猫は全身が真っ白であることがほとんどで、成長するにしたがって顔やしっぽ、手足などに模様が出てきます。
模様は、大きく分けて5パターン。
- ポイント
顔や耳、手足の先、しっぽなど体の一部に濃い色が入ります。
- ミテッド
ポイントに加えて、足先や鼻、おなかなどに白色が入るパターンです。
- バイカラー
通称「ハチワレ」と呼ばれる、2色がしっかり分かれているのが特徴です。
- トーティ
ポイント部分に、2色の毛色が混じり合っています。
- リンクスポイント
ポイント部分に縞模様が入る、珍しいパターンです。
毛色と模様によって、「シールポイント」「ブルーポイントバイカラー」「ブルーポイントミテッド」といった組み合わせも存在します。
生まれたばかりの子猫は全身が真っ白であることがほとんどで、成長するにしたがって顔やしっぽ、手足などに模様が出てきます。
平均価格
当サイトでのラグドールの平均価格は、オスが約22万円、メスが約22万円、全体では約22万円です。
販売中のラグドールの子猫を見る
短毛のラグドールはいる?
ラグドールは長毛のイメージがありますが、なかには毛が短めの子も存在します。さらに、季節によって毛の長さが変わることも。
また、短毛のラグドールのような見た目をしているのが、シャム(サイアミーズ)です。
ラグドールは体の模様としてポイントが入ることが多いですが、シャムもその特徴を持ち合わせています。
また、短毛のラグドールのような見た目をしているのが、シャム(サイアミーズ)です。
ラグドールは体の模様としてポイントが入ることが多いですが、シャムもその特徴を持ち合わせています。

▲シャム(サイアミーズ)
ラグドールの飼い方

飼いやすいことで知られるラグドールですが、どんな猫種でもしつけやお手入れは必要です。
しつけ
飼い主に従順で、スキンシップやコミュニケーションがとりやすく、しつけしやすい猫種といえます。落ち着きがあり、狩りや運動への関心も比較的低いため、家具などを傷つけるようないたずらをすることも少ないです。
体が大きい分、部屋の広さに余裕があるといいでしょう。トイレは大型猫用を用意し、粗相しないようにしつけてください。
体が大きい分、部屋の広さに余裕があるといいでしょう。トイレは大型猫用を用意し、粗相しないようにしつけてください。
お手入れ
ブラッシング
美しい毛並みを保つためにも日々のブラッシングは欠かせません。
毎日ブラッシングすることが理想です。ブラッシングを怠ると毛玉やもつれができてしまいます。換毛期には抜け毛が増えるため、普段から抜け毛を取り除くイメージでブラッシングしてください。サラサラとした被毛は絡まりにくいといわれていますが、ボリュームがあるため、なるべく1日に1回はケアしましょう。
ブラシは獣毛ブラシやスリッカーブラシ、ピンブラシがおすすめです。
毎日ブラッシングすることが理想です。ブラッシングを怠ると毛玉やもつれができてしまいます。換毛期には抜け毛が増えるため、普段から抜け毛を取り除くイメージでブラッシングしてください。サラサラとした被毛は絡まりにくいといわれていますが、ボリュームがあるため、なるべく1日に1回はケアしましょう。
ブラシは獣毛ブラシやスリッカーブラシ、ピンブラシがおすすめです。
シャンプー
猫は自分で毛繕いをしますが、月に1回ほどのシャンプーで清潔を保ちましょう。
全身を洗い流すことで抜け毛対策にもなり、おしり周りの汚れも取り除くことができます。
全身を洗い流すことで抜け毛対策にもなり、おしり周りの汚れも取り除くことができます。
歯磨き
歯磨きは毎日が理想ですが、少なくとも2~3日に1回はおこなってください。
歯磨きをしないと歯垢がたまり、放置すると1週間ほどで歯石化します。歯石によって歯周病のリスクも高まるので、子猫のうちから歯磨きの習慣をつけておきましょう。
歯磨きをしないと歯垢がたまり、放置すると1週間ほどで歯石化します。歯石によって歯周病のリスクも高まるので、子猫のうちから歯磨きの習慣をつけておきましょう。
爪切り
猫は爪とぎをする動物であるため、爪切りは必要ないと思うかもしれません。しかし、爪とぎと爪切りはその役割が異なります。
古くなった層をはがして新しい爪を出すために爪とぎをしますが、爪切りは尖った部分を丸くしてあげるために必要です。
爪が尖ったままだと、猫や飼い主がケガをしてしまう危険があります。2週間に1回程度は爪の長さをチェックし、伸びているときはカットしてあげましょう。
爪には血管と神経が通っているので、傷つけないように注意しながら少しずつ切るのがおすすめです。
古くなった層をはがして新しい爪を出すために爪とぎをしますが、爪切りは尖った部分を丸くしてあげるために必要です。
爪が尖ったままだと、猫や飼い主がケガをしてしまう危険があります。2週間に1回程度は爪の長さをチェックし、伸びているときはカットしてあげましょう。
爪には血管と神経が通っているので、傷つけないように注意しながら少しずつ切るのがおすすめです。
ラグドールを飼う際の注意点

落ち着いていて運動量が控えめのラグドールだからこそ、飼育の際に気を付けるべきポイントがあります。
肥満
おっとりしていて活発な性格ではないため、運動不足になりやすいです。また、控えめな運動量にもかかわらず、食欲が旺盛な傾向にあります。
子猫の期間が過ぎて成長が止まったら、高カロリーな食事は避けるのが賢明です。年齢に合わせたフードを与える、適切な食事量を守るなど、しっかり体重管理をしましょう。
成長するにつれてさらに運動量が少なくなり、自ら遊ぶことが少なくなります。スキンシップをとりながら一緒に遊ぶ時間も必要です。また、部屋はある程度の広さを確保し、できるだけ行動範囲を広げられる工夫をしましょう。
子猫の期間が過ぎて成長が止まったら、高カロリーな食事は避けるのが賢明です。年齢に合わせたフードを与える、適切な食事量を守るなど、しっかり体重管理をしましょう。
成長するにつれてさらに運動量が少なくなり、自ら遊ぶことが少なくなります。スキンシップをとりながら一緒に遊ぶ時間も必要です。また、部屋はある程度の広さを確保し、できるだけ行動範囲を広げられる工夫をしましょう。
キャットタワーは安定性を重視
ラグドールは、高い場所へ飛び乗ったり跳ねたりすることがあまり得意ではありません。高所の移動に不慣れで体格も大きいため、バランスを崩してキャットタワーから落ちてしまう可能性があります。
キャットタワーは、低めのもので十分。体重をしっかり支えられる安定性と安全性のあるものを選んでください。
キャットタワーは、低めのもので十分。体重をしっかり支えられる安定性と安全性のあるものを選んでください。
ラグドールがかかりやすい病気、寿命

比較的寿命が長めといわれるラグドールですが、かかりやすい病気を知っておくことは大切です。愛猫が元気で長生きできるためにも、しっかり覚えておきたいですね。
注意したい病気
肥大型心筋症
心筋が異常に厚くなって心室に血液が十分に取り込めなくなり、心臓の中の血液量が減ることで血液循環が悪化し、体に十分な酸素が行き届かなくなります。
遺伝疾患であることが多いですが、甲状腺機能亢進症や高血圧が原因となることもあります。
投薬による治療が中心で、症状の進行を遅らせたり緩和させたりすることができます。
疲れやすくなる、呼吸が速くなる、食欲が減退するなどの症状が表れますが、初期では症状に気がつかないことがほとんど。したがって、定期的な健康診断で早期発見することが大切です。
また、明確な予防法はありませんが、遺伝子検査をおこなっているブリーダーから迎えることで対策はできるでしょう。
遺伝疾患であることが多いですが、甲状腺機能亢進症や高血圧が原因となることもあります。
投薬による治療が中心で、症状の進行を遅らせたり緩和させたりすることができます。
疲れやすくなる、呼吸が速くなる、食欲が減退するなどの症状が表れますが、初期では症状に気がつかないことがほとんど。したがって、定期的な健康診断で早期発見することが大切です。
また、明確な予防法はありませんが、遺伝子検査をおこなっているブリーダーから迎えることで対策はできるでしょう。
毛球症
グルーミングによって飲み込んだ毛がうまく排泄できず、消化管内で毛玉となって留まることが原因で発症します。ラグドールのように毛の長い猫種によくみられる病気で、嘔吐や便秘、食欲不振などの症状を引き起こします。
症状が軽度の場合は、毛球除去剤をなめさせて便と一緒に排泄させます。毛球が完全に消化管を閉鎖してしまっている場合は、手術で毛球を除去することも。
飲み込んでしまう毛の量を減らすためにも、ブラッシングを習慣化しましょう。また、毛玉の排出を促すフードを選ぶのも一つの手です。
症状が軽度の場合は、毛球除去剤をなめさせて便と一緒に排泄させます。毛球が完全に消化管を閉鎖してしまっている場合は、手術で毛球を除去することも。
飲み込んでしまう毛の量を減らすためにも、ブラッシングを習慣化しましょう。また、毛玉の排出を促すフードを選ぶのも一つの手です。
尿石症
飲水量の減少や食事の種類、細菌の尿路感染などにより尿に含まれるミネラル成分が結晶化して泌尿器で結石となります。頻尿、血尿、発熱、食欲不振のほか、排尿時に痛がっている様子が症状としてみられます。
治療は結石溶解や結石形成予防のための食事療法のほか、血尿がある場合は止血剤、尿路感染がある場合は抗生物質が投与されることが多いです。石が溶解しない場合は手術をすることもあります。
こまめに水を飲める環境をつくる、肥満にさせない、排尿しやすい環境をつくる、ウェットフードや低リン・低マグネシウムの食事などで予防できます。
また、尿が24時間まったく出ていないときは緊急度が高く、非常に危険な状態です。普段から尿の回数や排尿時の様子などを気にかけて、すぐに異常に気が付けるようにしましょう。
治療は結石溶解や結石形成予防のための食事療法のほか、血尿がある場合は止血剤、尿路感染がある場合は抗生物質が投与されることが多いです。石が溶解しない場合は手術をすることもあります。
こまめに水を飲める環境をつくる、肥満にさせない、排尿しやすい環境をつくる、ウェットフードや低リン・低マグネシウムの食事などで予防できます。
また、尿が24時間まったく出ていないときは緊急度が高く、非常に危険な状態です。普段から尿の回数や排尿時の様子などを気にかけて、すぐに異常に気が付けるようにしましょう。
健康寿命を延ばすために
ラグドールの平均寿命は15.9歳です。
比較的寿命の長い猫種とされています。いつまでも健康で過ごせるように、次のことに気を付けてみましょう。
参考文献
アニコム 家庭どうぶつ白書(https://www.anicom-page.com/hakusho/)
毎日の運動
元来、運動量が少ない猫種であるため、運動不足に陥りがちです。
飼い主とのスキンシップが大好きなので、積極的に遊びに誘って運動させてあげてください。
飼い主とのスキンシップが大好きなので、積極的に遊びに誘って運動させてあげてください。
食事の管理
運動量が少ないにもかかわらず、食欲は旺盛。
食べ過ぎに注意し、栄養バランスや摂取カロリーにも気を付けるといいでしょう。
食べ過ぎに注意し、栄養バランスや摂取カロリーにも気を付けるといいでしょう。
デンタルケア
歯石や歯周病予防のために、定期的な歯磨きが大切です。
歯磨きを習慣化するためにも、子猫のころから歯磨きに慣れさせておくといいですね。
歯磨きを習慣化するためにも、子猫のころから歯磨きに慣れさせておくといいですね。
ラグドールのルーツ

ラグドールは現在知られている猫種のなかで比較的新しい品種ですが、その歴史はやや複雑です。
誕生の経緯
ラグドールの誕生は、1963年。アメリカ・カリフォルニア州に住むブリーダーが、ペルシャ猫をバーミーズタイプやバーマンタイプの猫、地域猫などと異種交配させて生まれた子猫が基礎になっています。
ブリーダーは作出した猫を既存の猫血糖登録団体には登録せず、ビジネスとして売り出すため新しい団体IRCAを設立しました。
1970年代、IRCAの仕組みに疑問を持った一部のブリーダーがIRCAから分かれ、ラグドールがほかの団体にも登録できるように動いた結果、有力な血統管理団体CFAやGCCF、FIFeに登録することができました。
1990年代になると、IRCAは分裂。IRCAを離れたブリーダーたちがラグドールを基礎に作出した新しい猫種が、ラガマフィンであるといわれています。
ブリーダーは作出した猫を既存の猫血糖登録団体には登録せず、ビジネスとして売り出すため新しい団体IRCAを設立しました。
1970年代、IRCAの仕組みに疑問を持った一部のブリーダーがIRCAから分かれ、ラグドールがほかの団体にも登録できるように動いた結果、有力な血統管理団体CFAやGCCF、FIFeに登録することができました。
1990年代になると、IRCAは分裂。IRCAを離れたブリーダーたちがラグドールを基礎に作出した新しい猫種が、ラガマフィンであるといわれています。
まとめ

がっしりとした大きな体のわりに人懐っこく、そのギャップもラグドールの魅力の一つ。飼い主が手を焼くことは少ないものの、体重管理や被毛のお手入れなど気を配らなければならないことはあります。一緒に遊んだり、ブラッシングでコミュニケーションをとったり、楽しみながらお世話やお手入れをしてあげてくださいね。