子猫を飼う前に考えておこう

お迎えの日のスケジュールは調整できる?
子猫のお迎え日を決める際は、終日フリーの日を選び、迎えてから2~3日間はなるべく一緒にいられるような日程で調整しましょう。
お迎え当日のスケジュールもゆとりをもって組み立てます。
お迎え場所までのルートと所要時間、当日の天候もチェックしておくとよいでしょう。キャリーケースなどの必要なものを持ち、時間に余裕をもって出発します。
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お迎え当日のスケジュールもゆとりをもって組み立てます。
お迎え場所までのルートと所要時間、当日の天候もチェックしておくとよいでしょう。キャリーケースなどの必要なものを持ち、時間に余裕をもって出発します。
猫を飼育できる住宅環境?
アパートやマンションなど、集合住宅の場合は、ペット規約を再度見直しましょう。
猫を飼育する際は、事前の申請が必要なケースもあります。子猫を迎えに行く前に確認し、必要な手続きは済ませておくと安心です。
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猫を飼育する際は、事前の申請が必要なケースもあります。子猫を迎えに行く前に確認し、必要な手続きは済ませておくと安心です。
猫アレルギーはもっていない?
家族のなかに猫アレルギーの方がいないかどうかも確認しておきます。猫アレルギーの症状には次のようなものがあります。
・目のかゆみや充血
・鼻水、鼻づまり
・くしゃみ
・喉の炎症やせき
・肌に赤みやかゆみが生じる
猫アレルギーの検査は、耳鼻咽喉科や皮膚科、アレルギー科で受けられます。方法としては、主に血液検査か皮膚に検査液を滴下するプリックテストがあります。
費用は、複数種のアレルギー項目が同時に検査できて数千円ほどです。
はじめて猫を飼う方はとくに検査を受けてみることをおすすめします。
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・鼻水、鼻づまり
・くしゃみ
・喉の炎症やせき
・肌に赤みやかゆみが生じる
猫アレルギーの検査は、耳鼻咽喉科や皮膚科、アレルギー科で受けられます。方法としては、主に血液検査か皮膚に検査液を滴下するプリックテストがあります。
費用は、複数種のアレルギー項目が同時に検査できて数千円ほどです。
はじめて猫を飼う方はとくに検査を受けてみることをおすすめします。
必要なときに動物病院に連れていける?
健康診断
子猫のお迎え後1カ月以内を目安に、動物病院で健康診断を受ける計画を立てましょう。
猫が新しい環境に慣れるまで平均1~2週間は必要だといわれています。この間に、通いやすい距離にある動物病院を探しておくとよいでしょう。
健康診断の際には、今後のワクチンの接種タイミングについても相談しておくと安心です。
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健康診断の際には、今後のワクチンの接種タイミングについても相談しておくと安心です。
ワクチン接種
子猫期のワクチン接種は、しっかり免疫をつけるために、一定の間隔で2~3回おこなうのが一般的。はじめてのワクチンは生後6~8週齢で接種、その後は3~4週間ずつ間隔をあけて2回目、3回目とおこなうのが基本のスケジュールです。
1~2回目の接種はすでにブリーダーのところで済ませているケースもあるため、迎える際にブリーダーに確認します。具体的なスケジュールは、子猫の体調を見ながら獣医師と相談して決めましょう。
ワクチン接種後にアレルギー反応が出たり体調を崩したりする子もいるため、ワクチン接種は午前中に予約をするのがおすすめです。いつもと異なる様子が見られたら病院に連絡します。
午後の遅い時間や、翌日が休診日などの日にはできるだけ接種しないようにしましょう。
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1~2回目の接種はすでにブリーダーのところで済ませているケースもあるため、迎える際にブリーダーに確認します。具体的なスケジュールは、子猫の体調を見ながら獣医師と相談して決めましょう。
ワクチン接種後にアレルギー反応が出たり体調を崩したりする子もいるため、ワクチン接種は午前中に予約をするのがおすすめです。いつもと異なる様子が見られたら病院に連絡します。
午後の遅い時間や、翌日が休診日などの日にはできるだけ接種しないようにしましょう。
【獣医師監修】猫のワクチンは毎年必要? 種類・費用・時期を解説
完全室内飼育の猫でもワクチン接種は必要? 獣医師監修のもと、猫がワクチンを接種すべき理由とワクチンの種類や費用、時期について解説します。
猫の名前は決めた?
愛猫の名前を考えるというのは、わくわくする準備の一つかもしれません。子猫を迎えたら、さっそく名前で呼んであげたいので、今から考えておきましょう。
ブリーダーから迎える場合、お迎え前でも名前が決待った時点でブリーダーに知らせることをおすすめします。迎えに行くまでの間、猫舎でもその名前を使ってくれることがあるからです。子猫が自分の名前を聞き慣れた状態でやってくるというのは大きなメリットでもあります。
また、血統書にその新しい名前を入れて発行してくれることもあるようです。
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また、血統書にその新しい名前を入れて発行してくれることもあるようです。
子猫を迎えるまでに準備することリスト

ケージの設置
猫にもケージが必要です。寝るときや留守番時に役立つので、猫にとって安全で落ち着ける場所に設置しましょう。場所を決める際は、飼い主の姿が見えること、風通しのよさ、人の出入りが多くないことなどに気を付けます。
猫のケージは高さがあったり、ハンモックやステップ、トイレなどの付属品がついているタイプがあったりと、さまざまな種類があります。
猫のケージは高さがあったり、ハンモックやステップ、トイレなどの付属品がついているタイプがあったりと、さまざまな種類があります。

トイレの設置
ケージ同様、猫が安心できる場所に設置します。人通りが少なく、静かなところがよいでしょう。
ベッドやごはんを食べる場所とは離して設置するよう気を付けます。寝床と離すのであれば、ケージ内でもOKです。
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ベッドやごはんを食べる場所とは離して設置するよう気を付けます。寝床と離すのであれば、ケージ内でもOKです。
部屋の傷対策
猫は爪をとぐ習性があります。壁や床が傷つくのを防ぐためにも、爪とぎをしてよい場所を用意してあげましょう。
爪とぎ場所の設置のほか、保護シートを貼ったり、マットを敷いたりする方法もあります。
また、定期的な爪切りも忘れずにおこないましょう。
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家の中の安全対策
誤飲誤食の対策
誤飲誤食を防ぐために、物を片付け、整理整頓をしましょう。猫に見つけられたり触られたりしないよう、隠すことを意識した収納・片付けがおすすめです。
人間の食べ物やごみ箱の中にあるものだけでなく、ひもやビニール袋、アクセサリーなども誤飲事故を引き起こす可能性があります。収納場所を決め、片付ける習慣を身に付けましょう。
また、観葉植物のなかには、猫にとって有毒なものがあるので要注意。
ユリ科やツツジ科などは猫にとって有害です。有毒成分は、ドライフラワーになってもブリザードフラワーになっても残っているため気を付けましょう。アロマにも注意が必要です。
人間の食べ物やごみ箱の中にあるものだけでなく、ひもやビニール袋、アクセサリーなども誤飲事故を引き起こす可能性があります。収納場所を決め、片付ける習慣を身に付けましょう。
また、観葉植物のなかには、猫にとって有毒なものがあるので要注意。
ユリ科やツツジ科などは猫にとって有害です。有毒成分は、ドライフラワーになってもブリザードフラワーになっても残っているため気を付けましょう。アロマにも注意が必要です。

脱走対策
飼いはじめてしばらくしてから分かることですが、外に対し強く関心を示す猫がいます。猫自身がドアや扉、窓を開けてしまうこともあるため、危険なところにはストッパーやロックを取り付けましょう。
うっかり外に出てしまわないよう、玄関付近や窓のそばには柵の設置がおすすめです。
うっかり外に出てしまわないよう、玄関付近や窓のそばには柵の設置がおすすめです。

感電対策
コードやコンセント部分は、感電のおそれがあるので危険です。電気コードにじゃれつかないよう、カバーを付けましょう。
人間の赤ちゃんのための対策グッズでも構いません。猫がかじったり舐めたりできないように対策します。
電気コードが密集する場所は、ひとまとめにして収納ケースなどに入れておくといった工夫をしましょう。
人間の赤ちゃんのための対策グッズでも構いません。猫がかじったり舐めたりできないように対策します。
電気コードが密集する場所は、ひとまとめにして収納ケースなどに入れておくといった工夫をしましょう。
家族でお世話について話し合う
同居人や家族がいる場合は、猫を飼う心構えやお世話の分担について相談しておきましょう。家族でしっかり話し合い、猫も飼い主もストレスを抱えずに生活することが大切です。
以下のように、分担できる猫のお世話はさまざまあります。
以下のように、分担できる猫のお世話はさまざまあります。
- トイレ掃除
- ブラッシング
- 抜け毛の掃除
- ごはんの準備と片付け
- 歯磨き
- 一緒に遊ぶ
動物病院を見つけておく
まずは飼い主さんが連れて行けるエリアで探しましょう。
ケガや病気のときに利用するほか、健康診断やワクチン接種で定期的にお世話になる場所です。猫を入れたケージを持って、移動できる距離で見つけておくと安心です。
病院が複数ある場合は、友人やネットなどでの評判、病院のホームページや電話対応の印象などを参考にするとよいでしょう。
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病院が複数ある場合は、友人やネットなどでの評判、病院のホームページや電話対応の印象などを参考にするとよいでしょう。
子猫のお迎えまでに準備するものリスト

猫の飼育グッズには、子猫を迎えたその日からすぐに使うものがいくつかあります。
まずはケージとトイレ。ほかにも、キャリーはお迎え時に必要ですし、ペットシーツもあると安心です。
子猫を迎えに行く前日までに準備しておくべきもの、一覧でチェックしましょう。
【猫を迎えるまでに準備するグッズ】
まずはケージとトイレ。ほかにも、キャリーはお迎え時に必要ですし、ペットシーツもあると安心です。
子猫を迎えに行く前日までに準備しておくべきもの、一覧でチェックしましょう。
【猫を迎えるまでに準備するグッズ】
- ケージ
- キャリー
- 食器類
- フード
- トイレ用品
- 爪とぎ
- 消臭剤
飼いはじめてから準備してもよいもの
子猫を迎えたあとで準備してもよいものもあります。
たとえば、しばらくは別のもので代用できるアイテム、成長するにつれて必要になるものなどです。
飼いはじめた当日から必要ないのであれば、愛猫の性格がなんとなくわかってから準備するのもよいでしょう。
おもちゃやお手入れ用品などはとくに、多種多様なタイプが販売されています。愛猫の好みを考えて選びましょう。
【猫を迎えてから準備してもよいグッズ】
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たとえば、しばらくは別のもので代用できるアイテム、成長するにつれて必要になるものなどです。
飼いはじめた当日から必要ないのであれば、愛猫の性格がなんとなくわかってから準備するのもよいでしょう。
おもちゃやお手入れ用品などはとくに、多種多様なタイプが販売されています。愛猫の好みを考えて選びましょう。
【猫を迎えてから準備してもよいグッズ】
- ベッド
- おもちゃ
- 首輪
- お手入れ用品
- 粘着ローラー
子猫を迎えるならブリーダーからがおすすめ
子猫のしつけやお世話に不安がある場合は、ブリーダーからの購入がおすすめです。ブリーダーは子猫を育てるプロであり、初期のしつけや健康管理についても教えてもらえるため、初心者でも安心して子猫を迎えられます。
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まとめ

子猫を迎えるなら、当日慌てないよう、チェックリストを使って早速準備です。迎えてから数日間は、子猫も緊張状態。体調不良を見逃したりケガをさせたりしないように気を付けましょう。
家の中には愛猫がのびのびと過ごせる、安心安全な場所を設けます。
そして何より必要なのは、飼い主さんの心の準備です。しっかり整えて、家族に迎えた猫との暮らしを楽しくスタートさせましょう。
家の中には愛猫がのびのびと過ごせる、安心安全な場所を設けます。
そして何より必要なのは、飼い主さんの心の準備です。しっかり整えて、家族に迎えた猫との暮らしを楽しくスタートさせましょう。