
お手入れは大変そう!って思うでしょ。
確かに大変です。
なぜかって言うと、
皮脂と抜け毛が絡まるからです!
猫種によっては皮脂が少ない猫ちゃんもいるのですが、エキゾチックショートヘアは皮脂が多く出ます。
だから、ふんわり見えても触ってみるとちょっとべとつく。。そこまでは無くてもふんわりサラサラ感が無いという感じになります。
抜け毛は一年中ではないのです。だから、一年中毛玉毛玉・・・・って言ってるわけでもないのですが、
ブラッシングで抜け毛を取っておかないと、皮脂に抜け毛が絡みつきそれが重なり
1.解して取れる抜け毛のからみ
2.部分的な堅い毛玉
3.鎧のような一面の毛玉
へと成長していきます。

なんてことになってます笑
まずは、1.のうちにスリッカーブラシとか手で解して取っておきましょう。取れにくい時は私も上手になってきましたが、毛の流れに沿ってブラシを動かすのではなく、少しずつの毛を横方向に梳かすようにすると取れてきます。
間違っても皮膚まで引っ張らないように、絡まってる部分の根元をしっかり手で押さえてね。
じゃないと、🙀ちゃん泣いちゃうよ。
2.のように固くなってしまったら、バリカンで毛玉だけをカットするのがいいです。
バリカンって意外に皮膚がすぐに切れてしまうなんてことは無いのですが、猫ちゃんの皮膚はとても柔らかくて驚くほど伸びるんです。だから、毛玉部分を引っ張ってバリカンを当てると、皮膚もかなり引っ張られてきています。
そこにバリカンを当てると皮膚が切れてしまう可能性があります🙀
毛玉部分を自分の指の腹側の上に置き、バリカンの刃先は指に当たる感じでカットしましょう。
刃先は上に向けるようにして。通常は指が切れることはありません。でも気をつけて。
3.の鎧状になってしまったら、。。。プロに任せましょう!猫ちゃんは静かに大人しくしてくれてはいませんのでなかなか大変です。特に脇や後ろ足の内側、お腹側となることが多いのですが、脇の皮膚も薄いので決して無理はしてはいけません。猫ちゃんのために無理は禁物です😽
と、長くなりましたが、今日のグルーマー講座B級のモデル🙀さんは、ブリーダーをされている方のペルシャ猫ちゃんでした。
でも、お名前も分からず、皮脂がべとべとでお腹側もお尻の周りも足の内側も背中側まで毛玉ができていました。
人懐っこい可愛い猫ちゃんでしたが、皮脂がひどく、抜け毛も激しく、フケやあごニキビもありました。
年齢も分からず、でも去勢していなくてスプレーの匂いはしていました。
かわいそうでした。最終的に部分的にあちこちバリカンでドライングの途中では禿げたみたいに毛のない部分があったりして💦お腹側はほぼライオン。いっそのことライオンカットにすればいいのではないかと思いました。