―自身がブリーダーをお休みしておりました頃
改めてネコさんの素晴らしさを
たくさんたくさん私に教えてくれました―

彼はとにかく健康でおおらか―
それに比べて以前に若くして亡くなったアビシニアンは
虚弱体質でいつも不安げでした。
そして、徐々に失明、嗅覚なく食事はシリンジで…。
一度も楽しそうに遊ぶ事もなく
一度も美味しそうに食事する事もできずに
お空に行ってしまいました―。
まるでそんな日々を見ていたかのように…
仁さんがもりもり食べてくれるのが
嬉しくて嬉しくて…。
じっと見ていると張り切ってさらにもりもり
食べてくれるようで-
毎日が至福の時間でした。
ところが10歳のある日突然何も食べなくなって検査をしても異常なし。
初めてアニマルコミュニケーターさんを頼る事に致しました。
ネットで見つけた方は不思議にも
仁さんを譲ってくれた方の親友でした。
もちろん半信半疑な私に第一声は-
僕ねお刺身の赤身が好きなんだけど
今は食べたくない、と言っています…。
驚きました!
仁さんは赤身のお刺身が大好きで
解凍物は食べない味にうるさい猫さんでした。
で、大切な事-どうして食べられないの?
と言う問いには-
お母さん僕が食べてる時いつもじーっと見てるのが
すごくイヤなんだ!
それから姿が見えないからってじ~ん!じ~ん!って
探し回るのやめて欲しい。
おんなじ家の中にいるんだから-
僕だってたまには1人になりたいんだ。
放心状態になりましたが…
コミュニケーターさんが伝えてくれた通りに
視界にいなくても我慢
ご飯の時も見ないよう我慢しましたら―
2~3日で元通りの仁さんに戻ってくれました。
私がストレスの根元でした―。
仕事に出掛けても仁さんが暑くないかな
寒くないかなっていつも思っていましたし
帰ると駆け寄って迎えてくれる事が
とても嬉しかった。
大大大好きでわかりあえてる私達♡
ですが、大きな大きな勘違い―
仁さんの方が私よりずっとずっと自立した
大人な猫さんでした…。
それからはまずは猫さんが何を思うのか
《猫の気持ち》を大切にするようになりました。

ずっと以前の私事
ご拝読下さりありがとうございました。