
「顔の歪みあり」と説明文に書かれているのをよくご覧になると思います。
ぺちゃんこ族の猫ちゃんにとっては
避けられないマイナス要素です。
顔が広く、大きな猫種として遺伝させているので
ペルシャ、エキゾ、ヒマラヤンにはどうしても多く出ます。
乳歯の段階であっても噛み合わせが悪い場合は
ほぼ、成長過程で気にならなくなりますが
はっきりと口元が歪んでいる場合は
やはり、大きくなっても残ります。
カリカリをこぼしたり、ひどい子は歯茎を痛めてしまうので
抜歯するなど、手当が必要になります。
気にしなくても良い程度の歪みもあります。
目の位置が左右少し非対称である場合は
おそらく、成長するとわからなくなります。
当猫舎でも厳しくチェックするポイントです。
残念ながら大人になってから、歪みが出ることもあります。
この場合の保証はできませんが
お引き渡し前の段階においては、獣医、飼い主様、ブリーダーの目で
しっかり確認をしあいます。
もちろん、目立つほどの非対称であればさらに大幅な値引きになります。
生き物にはそれぞれリスクがありますから
どうぞ受け止めてください。
ご見学の際には、良いところだけではなく
エキゾ汁も含めて、ペルシャ系の欠点を詳しくお伝えさせていただきます。
これらの説明は絶対に必要だと思います。
それらを踏まえても、なお、たまらない魅力の猫種であること、
より理解していただければと願います。
そのあたりの厳しいチェックを入れるのも
ブリーダーの仕事だと思います。