
「ユルオ」の話をしよう。
ユルオはなにをするにもゆるかった。
おっぱいも兄弟たちにとられ、
ねるときも、ほぼへそ天だった。
目もタレ目だった。

先々週、見学に来られたご家族は
まず、
「ピカイチくんかわいい❤️」※ピカイチは仮名

いちばん、大きく生まれ、手足が太く、顔も横長でいうことなしの
美男子エキゾ!
ぴーぴーなかず😹、いつも平安でいる出来杉くん、ピカイチくんはそういう子猫。
一方で「ユルオ」はその横で泣きべそをかいているような子。
顔はしいていえば
(二番目に美男子?)
そんユルオがいちばんのりで
ずっとのおうちをゲットした。
「繁殖するわけではないから・・・」
少し、残念な顔でもそこが気に入っていただけた。

この顔ででむかえられると、言葉をうしなってしまう・・・
ピカイチくんはほとんど変顔はしなくて、
常に美男子。やさしいまなざし。
「ユルオ」の決めては5歳の男の子の目線。
手のひらでねむるユルオのことを何度も再現してくれる。
「こんなだよね、こんなでねるんだよね」って。
お迎えすることにはユルオはもうパパの手のひらにも乗れない大きさになるよ。
そんなユルオにあたらしい名前、そうずっとの名前がついた。
「福ちゃん」
名前の通りになりますように。