
(一部ナンバーや猫舎号、住所等個人が特定出来るところは加工しております)
ナンバーっていったい何でしょうね?
良く猫の世界では、ナンバー付きの猫だとか、ナンバー持ちとか言いますが、
これは、単なる出生証明書や記録簿。
此処に掲載しているのは、私共所有の猫のレジストレーションカードの一部です。
グリーンのスリップ(伝票)がCFAの新旧スリップカードです。
ブルーがACFAのスリップカードです。
ただの紙切れ(伝票)ですよね。(まるでコピー用紙に印字された様なもの)
しかし、このカードがその猫ちゃんの、全てが分かる情報が入っています。
日本では、血統書付きとか、血統書、血統書と言い、いかにも高価なものの様に感じますが、
実は、血統書より大事なのが、このスリップカードなんです。
此処に掲載されているナンバーで、血筋(血統)からブリーダー、現在のオーナーまで全てが、
各々協会で管理保管されています。
合理的な考えのアメリカならではのシステムですね。
血統書を作りたければ、「レジストレーションカード」からオーナー本人が血統書を発行してもらえます。
無論費用は掛かりますが……。
CFAもACFAも協会本部で管理していますので、世界中全て同じカードです、国内で出生しても両親の登録があれば、
無論、子猫にもナンバー申請することができます。
各猫協会のキャットショーでは、このナンバーが無ければ純血種と認められず、ハウスホールドペットクラスにしか、出陳できません。これもおかしな話ですね。
どこから見ても、純血種と思われてもです。
日本国内の血統書を海外へ持って行っても只の紙切れ、何ら通用するものではありません。
AxxやIxxのチャンピオンも全く世界では認められません。
しかし、このレジストレーションカードを持ち込めば、各国の愛猫協会の血統書はまず発行されると思います。
但し、協会同士の交流があれば。
話は変わりますが、レジストレーションカードを、レジストリーやスリップ、スリップカード、ナンバーカードと色々な言い方があるようですが、要はこの出生証明書があればすべて解決するようにできています。