
短毛種であり、毛の色はブルー(動物の場合この様な光沢のあるグレーをブルーと言います)でソリッド・カラー。
また尻尾にゴースト・タビーが見られることもあります。
目の色はグリーン、目の形はラウンド型。ややアーモンド型です。
体形はフォーリン・タイプから、少しずんぐりした体形のセミフォーリン・タイプに近い体型。
フォーリンタイプは、筋肉質が強調され精悍な体躯です。
それに比べ、セミフォーリン・タイプはフォーリンタイプよりやや丸みを帯び、可愛さが加味されている様に感じます。
近年、ブラック、ホワイトなどのブルー以外の色、ネベロング(長毛のロシアンブルー)と呼ばれる猫種が登場してきていますが、ロシアンブルーという猫種としては認可されていません。
又、ブルーポイント呼ばれる、シャムネコの様なポイントカラーも認められません。
ブルーポイントの猫が珍しいく高価な猫だと勘違いされ、
あえてブルーポイントの親猫で、繁殖されておられる方も見受けられますが、
この様な行為は慎むべきです。
現在スタンダードとして認められているロシアンブルーは、世界の各協会はおおむね次の様に定めています。
被毛
ダブルコートと呼ばれる、アンダーコートとトップコートによる二重の分厚い被毛を持っている。
毛質は非常に細く、絹糸のようになめらか。
特にアンダーコートは密生しており、シャンプーの際に地肌を濡らすことができないほどであり、毛色はブルー、1本の毛がティッピングと呼ばれる数色の色の帯を持つ為、光の加減によってプラチナの様に輝きます。
被毛が淡いものの方がスタンダードに近いとされています。
目
鮮やかなエメラルドグリーンの目、仔猫の時にはこの色は見られず、ぼんやりとした青色(キトンブルー、キツンブルーとも言う)をしています。
個体によっては、独特の目色が見られるようになるまで、2歳くらいまでかかる場合もあります。
体形など
フォーリン・タイプと呼ばれる、ほっそりとした優美な体つきと、楔形の頭部。
筋肉は発達しています。
他のフォーリン・タイプの猫に比べてずんぐりとした印象を受けることがありますが、
それは被毛の厚さの為です。手足は長く、足先は小さいため、爪先立ちで歩いているように見えます。
肉球はグレーがかったピンク。尾は長く、先細りに成って居ます。
耳は基部が大きく頭の両側に向かって突き出し、耳介は透けるほど薄い。横顔は扁平で、鼻筋が真っすぐに通り、
コブラが鎌首を上げた様な形で、コブラヘッドと呼ばれています。
口角が僅かに上がっており、微笑んでいるように見える様子を「ロシアンスマイル」と言われています。
まさしく微笑みの猫ちゃんですね。
概ねこの様な外観です。
次回は性格について書き込みます。

アメリカに本部を置くACFA(American Cat Fanciers Association) に籍を置き、30年以上「ロシアンブルー」一筋にブリーディングを行なっております。
ロシアンブルーをこよなく愛し、スタンダードを理解し、一人でも多くロシアンブルーのファンシャーが増える事を願って居ります。
ブリーディングにあたっては、衛生面・健康面は言うまでも無く、スタンダードを理解しより上質な世界に通用する「ロシアンブルー」を作出出来る様、日々研鑽しております。
ビロードの様な手触り、輝くプラチナシルバー(ブルー)の光沢、眼色は南の珊瑚礁の海の色の様なエメラルドグリーン。
触れても、眺めても全く飽きない素晴しい家猫です。
鳴き声も殆ど無く、遊びも大好きで素晴しい伴侶と成れる事を確信しております。
私共猫舎では、ブリーダー様へも血液(血統)の流出を逆に推し進めております。
お互い切磋琢磨しなければ、より良い世界に通じるロシアンブルーが作出できないと考えております。
これからも、国内外を問わず、より良い血液(血統)を求めて行く所存です。
又、最近ご縁があり、セルカークレックス、トンキニーズ、ベンガルのブリーディングも手掛ける事に成りました
乱繁殖をされるようなブリーダー様へのお譲りは出来ません。
家猫として、室内飼育が出来ない人にもお譲りは出来かねます。
又、猫アレルギーのお持ちの方、疑いがある方にもお譲りできません。
*お問い合わせに付きましては、ご家族様全員の同意のうえ、
又、猫アレルギーの心配の無い方に限らせて頂きます。
※ご注意ください
最近、PCCと称する血統書発行団体が出来た様ですが、私共所属の「ポラリス キャット クラブ(PCC)」とは、アルファベットの頭文字は同じですが、何ら関係がありません。私共の「ポラリス キャット クラブ」は発足から30年以上経ち、アメリカの正式名称:American Cat Fanciers Association Inc. (ACFA)の公認組織です。
お間違えに成らない様御注意ください。(ACFAは1955年に創設された歴史ある協会です)
又、子猫によりCFAナンバー、TICAナンバー及び血統書取得も可能です。